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空調・衛生設備について

街には、オフィスビルや学校、工業、研究施設など、あらゆる建物がありますが、それらすべて、箱(躯体)だけでは機能しません。
「空気」や「水」など、生活に欠かせない要素を提供する「設備」が入って初めて建物が完成します。
人体にたとえると、躯体が骨や筋肉、設備は酸素や栄養素を扱う血管や内臓。
設備のモノづくりとは、いわば、建物に命を吹き込む仕事なのです。

生活に必要な要素を提供するだけじゃなく、日々に「快適さ」を与えるのが設備の役割。
ふだん生活していると当たり前すぎて、あまり意識されていない方も多いのではないでしょうか?

たとえば、中華料理屋さん。
強い火力熱気あふれる厨房に対して、客席は心地よい温度が保たれていますよね。
なぜでしょうか?そこに、設備があるのです。
厨房・ご飯を食べる場所、それぞれの熱量を計算して、必要な空調設備を配置しているからこそ、快適な空間が生まれるのです。

たとえば病院はどうでしょうか。
同じ建物内に外来と入院病棟があった場合。
厚着をして病院に来る外来の患者さんと、薄着の入院患者さん、それぞれが心地よく感じられるように。
同じ建物内でも、空間に合わせた設備をつくる必要があります。

これはほんの一例ですが、私たちが、建物の用途や利用人数など、あらゆる条件に合わせた設備をつくることで、当たり前の「快適さ」が生まれているのです。

そしてもちろん、設備は環境対策としても大きく役立っています。
ニュースでよく聞く、ヒートアイランド現象。
自動車の高温排気ガスなどが原因と言われていますが、林立する建物の排熱も大きな原因です。
省エネの設備などを配置することで、環境にやさしい建物をつくことができます。

 

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